2018年の競馬

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新年あけましておめでとうございます。

昨年は馬券は散々でした。特にJRAは酷く、回収率は控除を下回る体たらくでした。
競馬場観戦も今一つ伸び悩んで、
JRA16回
地方22回
合計38回でした。
関東圏外の笠松、中京に行けたのは良かったですが、まだまだ行ったことない競馬場が目白押しです。
全てのJRAと南関の重賞を現地観戦するという目標もあるのですが、昨年は京浜盃(大井)に行けたのは収穫でした。南関ではほとんどの重賞観戦は終わっているのですがナイター以外が鬼門になっています。


2018年の重賞はJRA、南関でいくつか変更点が見られます。
http://www.jra.go.jp/news/201710/101604.html

・新設重賞、葵ステークス。京都の3歳重賞で1200m。
チューリップ賞GⅢ→GⅡ
桜花賞オークス優先出走権4着→5着
・フローラSとスイートピーSのオークス優先出走権の縮小。
皐月賞のダービー優先出生兼4着→5着
・アーリントンC1~3着馬にNHKマイルC優先出走権。
JBC競争の京都開催およびそれに伴いみやこSの休止。

葵Sの開催日は5/26ダービーの前日で、創設意図としては3歳のスプリント競争の充実ということです。個人的に大きなトピックとしてはJBCの京都開催です。南部杯を府中で開催した年は売り上げが前年度と比較して跳ね上がりました。そりゃ地元向けの地方競馬と違って日本全国が商圏となるJRAでならば売り上げは大きくなるでしょう。近年はネットで地方競馬場のレースは見れますし馬券も買えます。しかしプロモーションやテレビの地上派全国ネット、場外の利用、施設のキャパなどはJRAが圧倒的優位です。

その他にも細かな変更があるようです。昨年は土曜日開催でゆったり見られた金鯱賞は日曜日開催となりました。今年は混雑するかもしれませんしアウエィからの遠征は躊躇しますね。

南関東競馬の重賞もいくつか変更があります。

・新設重賞ブリリアントC大井SⅢ2000m。
・新設重賞プラチナC浦和SⅢ1400m。
・新設重賞雲取賞浦和SⅢ1800m。
大井記念SⅡ→SⅠ
東京記念SⅡ→SⅠ
・勝島王冠SⅢ→SⅡ
習志野きらっとスプリントSⅢ→SⅡ

新設重賞はすべて準重賞の格上げです。また雲取賞は距離が延びました。
南関で重賞が3つも増えたの正直驚きましたし、また格付け変更も3競争あります。いずれも賞金を増額することになる変更でしょうから業績回復が本当に大きいのでしょう。
重賞以外の変更は昼夜別の競馬場で開催するリレー開催がカレンダーに組み込まれました。そして大きな変化としては船橋競馬場の通年ナイターでしょうか。通年ナイターと言えば現在高知が実施して結果をだしています。高知は日曜日に開催していますがナイター競争ということで半分のレースはJRAの開催時間とは被りません。日曜ナイターは大井も実施していましたが、イマイチ伸びなかったのか2018年のカレンダーにはありません。船橋は日曜の開催は年間1日程度なので高知が独占していた1月~3月の平日のパイを狙っているのでしょうか。どうせならうまくレース時間をずらして相互放送するとか協力できるといいですが。

馬券の売り上げはJRAも地方もようく伸びているのですが、ネット販売のシェアが大きく名古屋競馬場などでは競馬場での売り上げが全体の1割だとか。スマホの普及で自宅でもどこでも簡単に馬券が買えるしネットバンキングの普及で入出金も非常に便利になりました。
ネット販売の伸張は手軽さだけではないでしょう。資金配分やオッズの確認などがとても便利になりました。実際競馬場で三連複や三連単をマークカードで買おうとすると点数が多く組み合わせもややこしくて資金配分ができません。買い目が多すぎてオッズを見ながら資金配分しようとすると非常に煩雑で時間もかかります。しかたないので定額の流しやフォーメーションで買ったらガミということが三連系の馬券では頻繁に発生します。ネットだと買う段階でオッズを見ながら資金配分ができるのでとても助かります。
逆に言えば競馬場でうまく資金配分できる仕組みが整ったらまだ売り上げが伸びる余地があるかもしれません。例えばスマホから買い目を券売機に転送、現金を券売機に入金することで馬券を買うようにできれば資金配分の問題はクリアできるかもしれません。GoogleAppleがギャンブル系アプリをどこまで規制しているかにもよりますが。それに馬券下手からすると便利に下手な馬券を買えてしまうのも考えものなんですよね(泣)


2018年の目標としては昨年は名古屋と笠松に遠征したので、最低でも2か所には遠征したいです。
できれば新潟か福島に行ってみたいですねえ。