川崎競馬場の全日本2歳優駿

2017年川崎競馬場ラストの重賞、全日本2歳優駿を観戦です。
12月に入って一番ではないかという寒さでした。
仕事の外出先から時間休をとって競馬場には16時半頃に行きました。寒いので指定席に入ろうと思って特観席売り場に行ったら残り5席です。馬券を買いやすいように最後尾を押さえました。川崎の特観は今年の夏前に行われた川崎競馬場馬券セミナーとバックヤードツアーで初めて入ったんですが、快適です。長テーブルに座るスタイルなんですが、後ろのスペースも十分だし隣とのスペースも十分広いです。お陰でぼっち観戦ものんびり堪能できます。
フリードリンクもあったかもしれませんが私が気になったのはコレ。

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セルフのビールサーバーが置いてありました。600円です。
私はビールサーバー扱うの苦手なんで買いませんでしたが、いちいち下界まで降りなくてもお酒だけは好きに調達できるスタイルですね。
毎年職場のお祭りで生ビールを売るのですがうまく注げないんですよね。
川崎だとコロッケ食べて、志ら井のもつ煮ってパターンが多いのですがこの日は時間に余裕もあったので味のみよしで揚げ物を食べようと行ってみました。しかし揚げ物がまったくありません。お店の人に聞いてみたところ、2号スタンド改修後は川崎開催しかお店やってないので揚げ物はやめたんだとか。生ものを自分らで串うって揚げてたんで採算とれんのですって言われました。他場開催やJRAは2号のみ開いてるってことでしょうね。
揚げ物ないけどもつ煮込みあったんで買ってみました。

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おねぎがたくさん乗っていていいです。
味もいいですね。志ら井のモツは絶品ですが、ここのモツもそこそこいいですね。府中のより美味しいかも。
それからコロッケ屋に行ってコロッケを買おうと思ったのですがなぜかチキンフライを買ってしまいました。これは鳥千とおなじくスパイスだけで塩気がないのでソースをかけています。

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馬券そっちのけで買い食いを堪能していると稲盛亜美が出てきました。野球絡みで有名ですが、野球やってないとあんまり意味ないですね。
川崎は石井一久とか呼んでたのでその辺と絡めた方が面白かったかもしれません。神スイングが売りなのに、草野仁、小堺 翔太、稲盛亜美の絡みはいまひとつスイングしてません。

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全日本2歳優駿は今年からケンタッキーダービーへのポイントレースとして組み込まれていますのでそこをとても強調していました。全日本2歳優駿勝ってケンタッキーダービー勝ったらすごいですね。いつか東京大賞典のように国際GⅠになるかもしれません。

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この日は気温が低く、乾燥していて馬が走ると砂が舞います。良馬場ですね。

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肝心のレースですが私の本命はハヤブサマカオーです。2走前は淀みないペースの逃げで潰れずに最後消耗戦を制しました。前崩れの中1頭逃げ粘るだろうという予想をしたんですけどねぇ。

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しかしなんだが知りませんが外から行く馬に前を奪われて2番手です。あれあれーと思いましたが自力が違うはず。。

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直線入ると早くも前から脱落。レースは1番人気のミルコが制しました。
勝ったルヴァンスレーヴはシンボリクリスエス×ネオユニヴァースというダート血統。3連勝でGⅠ勝ちです。

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2着には3番人気のドンフォルティスが入りました。武豊のコメントでは不利があったようで何で審議にならないのか不思議だとありました。JBCでもこういうのありましたね。

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今年も売り得金レコードを更新したようです。
IPATバブルはまだまだ続くようです。いつかは頭打ちになると思うんですが今のうちに設備投資とかしてほしいですね。船橋オートの悲劇が記憶に残ります。オート五月蠅いですけどね。
景気のいい話が続くのはいいのですが、入場者は減少傾向にあります。現場観戦しやすくてありがたいですが、場内が縮小されてしまうのは残念。

中山競馬場でステイヤーズS

ステイヤーズSを観戦しに中山競馬場へ行きました。

ステイヤー」は日本の競馬用語では長距離巧者の競走馬を指している通り、日本の平地重賞では最長距離のレースとなっています。

2017年のJRAで3000m以上のレースがどのくらいあるのか調べてみました。
・万葉S     3000m
・ダイヤモンドS 3400m
阪神大賞典   3000m
天皇賞春    3200m
菊花賞     3000m

上記5レースでした。ドンカスターSとか3000mのレースがあった記憶があるのでtargetで遡れる1986年まで調べてみました。

するとドンカスターS以外にもかつてはブラッドストーンSと嵐山Sがあったようです。
ブラッドストーンSは準オープンからオープンへ昇格し、1996年まで3200m、1997年から距離が短縮されたようです。現在のブラッドストーンSはダート1200mの準オープンですね。

嵐山Sは準オープンからオープンに昇格し1999年まで施行されていました。勝ち馬を見て「いたなー」と思えたのはインターフラッグです。

ドンカスターSが3000mだったのは2000年~2003年の4年間だけでした。なんで記憶にあるだろうと歴代の出走馬を見るとエリモブライアンチアズブライトリー、チャクラ、サクラセンチュリーと重賞の常連が揃っていました。

結論から言うと確かにかつてより3000m超のレースは減っていました。近年長距離レースの価値が下がり、天皇賞春の距離短縮が巷間の話題に上ることもあります。ですから昔はもっと3000m超のレースがたくさんあるのかと思っていたんですよね。正直拍子抜けでした。月1くらい組まれているのかと。
とは言え天皇賞秋も1984年に3200m→2000mと距離変更しておりますし、もっと遡れば3000m超のレースがあるのかもしれませんね。

時代の潮流から逆行する長距離レースのせいか頭数集まりません。10頭立ては過去10年遡っても最小頭数です。1着賞金なんか6200万円と国際的にはGⅠ並みだと思うんで長距離大好きなオーストラリアのステイヤーが攻め込んできたらひと稼ぎされそうですが。どちかって言うと最近は攻め込んでますね。

ステイヤーズSは適正がモノを言うのかレース人気が無いせいなのかわかりませんが同じ馬が好走しているみたいです。

2016年、2015年アルバート
2014年、2013年デスペラード
と連覇が続いています。2013年に勝ったトウカイトリックも(1 1 2 3)と6回出走して3着以上を3回、掲示板5回と好走しました。6回も出走しただけに年齢も高くこのレースを勝ったのは10歳の時でした。最後にステイヤーズSに出走した時は11歳でしたが3着に入り1500万円の賞金を獲得しています。とにかく過去に同レースを出走していて好走経験があれば黙って買いのようです。

そうなってくると候補になるのは3頭。
アルバート 16年15年1着
プレストウィック 16年4着
カムフィー 16年8着15年2着

アルバートとプレストウィックで良さそうです。なぜか買ったのはアルバートとシルクドリーマーのワイドなんですけど。


この日はお天気は良かったものの中山のスタンドは風が強くて寒くて仕方ありません。フリースで行ったんですがダウンじゃないとだめです。

まず逃げたのはグランアルマダでした。3600mありますからコースを2週以上します。中山記念2回分あるわけです。グランアルマダが先頭のままぐるぐる回ります。

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ホームストレッチを走るのは3度目です。
残り2ハロンのあたりではアルバートフェイムゲームが競っています。すぐ後ろに私がなぜか買ったシルクドリーマーが!

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この後アルバートがすごい脚で後続を千切り捨て、完勝しました。2着のフェイムゲームも3着には2馬身差つけているんですけどね。
アルバート強いなー。このレースだけ見たらGⅠ勝てそうですけど。

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この日の中山は重賞開催日とは言え土曜日だったのでお客さんも多くありませんでした。有馬記念の記念入場券をしきりにアピールしていたのが印象的でした。もう有馬記念なんですよね。

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今日は久しぶりに地下フードコートのラーメン屋翠松楼のネギラーメンを食べました。タイミング悪いとすごく並ぶのですがこの日はすぐ買えました。ただなんだか記憶にある味と違うというかもっと美味しかった気がするのですが。ちょっと普通過ぎて720円って考えると高いなー。あれ?こんなだったかなあ。

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ラーメンだけにするつもりだったのですがイマイチだったので鳥千でマヨネーズ風味チキンボールを買いました。鳥千は鶏のから揚げで有名ですが他にもフライドポテトとか売ってます。マヨネーズ好きにはもっとマヨネーズ入れてほしいですがこれはこれでありです。

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年末なのに不要なカロリーを摂取してしまいました。。。

 

大井でSⅢ勝島王冠

だいぶ寒くなりました。コートを着てから競馬場に行くのは今シーズン初めてです。直近で競馬場に行ったのは大井のJBCなので3週間ぶりくらいです。あの時は日差しが強くて暑いくらいでした。今日はマフラーも手袋もしてませんし外にいて凍えるようなことはありませんが、風が吹くとさむいです。


今日は大井競馬場の勝島王冠です。今年で9回目ですがまだ最近できたばかりのレースって気がしてます。~王冠っていうと競馬ファンなら毎日王冠ですけど、大井だと東京王冠賞を思い出します。思い出と言ってもオペラハットトーシンブリザードくらいしか見てないんですけどね。
勝島王冠勝つと東京大賞典の優先出走権がもらえます。勝っても報知オールスターCとか報知グランプリCとかに回ってるような気も。報知の社盃って多いですね。

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前回来たときはJBCなのでうまかった広場は長蛇の列。何か食べてみようと思っても現実的ではありませんでした。それは分かっていたので冷やかしもしませんでしたが今日は違います。JBCの活況が嘘のような解放感のある環境です。まーガラガラともいいますが(笑)串焼きに海鮮から揚げにラーメン、ホルモン焼き等々、さーどっから攻めてやろうか!

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こういう時に多人数だと色々買ってちょっとずつ摘まめる利点もあるのですが今日も楽しいぼっち観戦なので、買い食いチョイスは慎重です。そこで選んだのが「ホルモン焼き」府中競馬場にも白ころホルモンとかありますけど、きっとああいう噛み切れないようなゴムゴムしたホルモンに違いありません。

誰も並んでいないキッチンカーで注文すると鉄板で下焼きしてあるホルモンを炒めはじめました。「1分まってね!」と言われたのでぼーっと待ちます。お仕事帰りだし眠い。
ふと上を見ると看板があったので写真撮りました。この看板、緑の養生テープで止めてあります。f:id:nankan4:20171201211220j:plain

ぼーっと待っていたら後ろに数人並んでいました。私が注文した時は誰もいなくてラッキーだったのかもしれません。ほどなくしてホルモンが出来上がり透明のパックにいれてくれました。
中を見るとホルモンがごろごろと生のキャベツがたくさん入っています。生のキャベツかー。味気ないからいらんけどなー。たぶんホルモンの味付けが濃いから丁度いいってことなんじゃないかと思います。とはいえ生のキャベツは特別好きでもないので渋々ホルモンと一緒に食べました。ホルモンがゴムゴムしているのでホルモンを食べながらキャベツを口に入れました。500円高いなーと思ってたのですがまーまー美味しい。f:id:nankan4:20171201211002j:plain

次に食べたのがフランクフルトです。食べる気なかったのですが屋台の前面にずらーっと並べているの見たらとてもほしくなりました。今思えば縁日の屋台好きにはたまらん魅力的なディスプレイでした。何度かうろうろ遠巻きに屋台の前を行ったり来たりしていたのですが買ってしまえ、えいっと注文しました。鉄板に乗ってるのが見えたので熱々かなーと思ったらすっごい冷めてました。なんじゃこりゃあ。期待外れもいいとこだなーと思いました。ただしこれ美味しいのです。冷めてもこれだけ美味しいなら熱々ならどんだけ美味しいんでしょうね。これで600円ですよ!?学園祭のフランクフルトなんて100円ですからね。6倍は美味しいわけですよ。

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そして大井で個人的に最高に気に入っている牛スジ煮込みを食べに行きます。旧2号スタンドで営業していた店舗のレシピを受け継いだ幸福堂で売っているのです。去年くらいから「旧2号スタンド」って表示されていた券売機ですが「牛すじ煮込み」に変わってました。ここのスジはとても美味しいのです。2号スタンドのものと違ってフワなんかも入ってますがそれでも美味しいです。ただこれ食べても人によっては「ふつー」って反応になるのでなかなか好みって難しいものです。

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食レポみたいになってしまいましたが大井で買い食いするのはすごく久しぶりで6月の東京ダービー以来なのです。それ以降大井行ったのが帝王賞JBCなので混んでて買い食いどころじゃなかったんですね。そのせいか変なテンションで屋台やらキッチンカーを夢中で巡っていたものだから気が付いたら10レースの本馬場入場が始まってしまいました。この日は新しいカメラを持ってきていたので設定を色々調整しなければいけません。程よく酔っぱらっており慣れないカメラと悪戦苦闘しているうちに10レースが終わり、メインの本馬場入場が始まりついに馬券を買う余裕もなくなりました。

とにかく今日はカメラの調整!と腹を決め、ビールの追加をぐびぐびやりながらメインの出走を待ちます。酔っぱらっちまって出馬表すらろくに見てませんでした。

今年は大井ナイターにも7回しか来ていません。ラッパ隊もあんまり見てませんでした。

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レースは唯一の3歳馬クラノトリガーが引っ張ります。新しいカメラのオートフォーカスが大暴れしてどこにピントが合ってるのかさっぱり分かりません!だいぶラチ沿いのお客さんの後頭部を鮮明に撮影してしまいました。

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直線抜け出したのはディアドムスで4馬身差の圧勝。2歳で全日本2歳優駿を勝っている馬です。その後ドバイへの遠征でリズムを崩したのか冴えないレースが続いていました。今年の1月に8番人気で準オープンを勝つもののフロックだったのかその後の成績がイマイチです。大井に転厩初戦は2400mの東京記念を惨敗するも前走浦和の埼玉新聞栄冠賞で2着に入り南関ではまだやれるところを見せていました。さて年末の東京大賞典はどうするんでしょうかね?

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大井競馬場でJBC

地方競馬の祭典JBCです。
始まったのは2001年ですから今年で17回目。第1回の年の新生児は高校2年生ですね。来年はドラフトにかかるかもしれません。

今年のJBCは祝日の金曜日11月3日。JRAも開催しており完全にバッティングしています。以前であれば感情的なやりとりもあったという中央競馬と地全協ですが今回の大井競馬のJBC発走時刻を見るとJRAのメインや最終と被らないような時間設定になっています。IPATで地方競馬の馬券を扱ったりしていますし隔世の感がありますね。もっと早く協力関係築いていれば北関東も続いたかもしれません(泣)でも北関東は無理だったかな。

JBC協会の会長は吉田勝己、副会長が吉田照哉。日本競馬サークルの大物です。このクラスの人だと中央も地方も関係ないでしょうね。
生産者からすれば宣伝になる大きなレースに自分の生産馬が勝ってほしいでしょうね。

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大井競馬場でもJRAの馬券が買えるようなっており、平場のレースもできるだけ時間を配慮したんじゃないでしょうか。
福島8Rや京都9Rなど完全に同じ時間が発送時刻になっているレースもありますが、そもそもこの日府中開催がありません。関東でやっている競馬は大井だけなのです。

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この日の大井競馬場は入場無料でした。場内ですが当然混雑していました。
元々期待していませんでしたがお店はどこも並んでいます。13時過ぎにのこのこやってきても遅いです。
しかし混んでると言ってもそこは広い大井です。昼から行って立ち見であればスタンドに居場所は確保できました。船橋やスタンドの減った川崎だと朝から行かないと場所がありません。去年のJBCは暑いは所在ないはで途中で帰りました。

印象としては府中がないとは言えJRAの裏開催だから客足は伸びなかったかもしれません。三連休の初日でもっとごった返しすかと思っていたので少しほっとしました。

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この時期は朝晩寒いのですが日中は日差しがきつくて暑いです。府中の毎日王冠でも暑くて外に居られずスタンドの中に逃げ込みました。
2015年のJBCでは同じような気候でストーブの火を入れられてスタンドで見てられなくなりました。警備さんに消せないのか聞いたところ「よくわかりません。自分ここから動けないんで」と言われて、それもそうかと日が落ちるまでスタンド内にいました。今考えるとifomationに聞けばよかった。今年は最後までストーブはつけられなかったのは良かったです。

うまかった広場では何やら興味深いモノが売られていたようですが今回はケンです。並ぶ余裕はありませんでした。ぼっちだし。ギラギラの太陽のお陰でばっちり自分のシルエットが映えていますよ(笑)

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うまいるスクエアでも北海道物産展と興味深いモノが売られていましたが以下略。

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3号の跡地に東京大賞典でもあった仮設スタンドが設置されていました。これはいいですね。この規模のスタンドなら常設しても良さそうですけど。

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ぼっち観戦だったのでJBCレディスクラシックが始まるまでDSやったりうとうとしながら2時間半。
ぼへーとしていたら本馬場入場が始まっていました。有力馬とされていたクイーンズマンボが出走しておらず人気は安定感抜群のホワイトフーガへ。このタイトルを異なる競馬場で2連覇中です。しかしレースは上手にハナに行ったプリンシアコメータとララベルの激しい直線のマッチレースになりまして、外のララベルが凌ぎました。勝ち馬が外で良かったです。これ内だったらちょっとがっかりな写真になってしまいます。

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馬券は武豊のプリンシアコメータ。最後の直線で不利を受けていたので2着は残念ですが、馬券的には複勝なんで1着でも2着でも(笑)

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直線ララベルが内によってプリンシアコメータが不利を受ける場面があり後味はよくありませんでした。とはいえJBCレディスクラシックでは地方馬初勝利です。ララベルの鞍上は真島大輔騎手と人馬とも地元大井所属でした。オーナーは吉田照哉

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続いてJBCスプリントなのですが、審議が長引いたせいで表彰中に本馬場入場が始まってしまいました。表彰されている真島もアンサンブルライフに騎乗予定ですから焦っていたかもしれません。

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人気はGⅠ10勝中のコパノリッキーです。1600m~2000mを主戦場にしていたのですが、ここんところは1600mばかり走っています。2000mきついんですかね?本来なら実績的にクラシックの方に出走してきそうなものですが、初距離のスプリントで出走です。相手関係もスプリントの方が手薄な気はします。鞍上は船橋の森泰斗騎手ですね。今年は怪我で休んでいましたが去年までの南関リーディングジョッキーです。

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マッチレースとなったレディスクラシックとは打って変わって接戦でした。1着~4着までアタマ・アタマ・クビの同タイム。5着も勝ち馬からコンマ1差でした。

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勝ったのは2番人気のニシケンモノノフです。4コーナー過ぎてからしばらくは先頭集団の後ろで、これはダメだと思いましたが馬群を力強く抜け出しました。

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鞍上は横山典弘騎手ですね。すごい嬉しそうです。ニシケンモノノフはGⅠ初挑戦初勝利ですね。
ちなみにJBCレディスクラシックに引き続き複勝を当てました。やっすいですが(笑)でもこの時点で2400円の儲けです。私にとっては十分です。

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楽しい楽しいJBCもメインはあと1レースです。今回はメインレースの後も3レース楽しめますが、立ちっぱなしの私はもう限界です(笑)
日が落ちてきて急速に冷えてきました。ギラギラした昼間が嘘みたいですね。

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JBCクラシックは1着賞金8000万。東京大賞典と並ぶ地方競馬のビッグレースです。でも前は1着賞金1億だった気がするなあ。。
ほぼナイター状態の中JBCクラシックが出走しました。有力馬が色々いて目移りしましたが本命というか複勝買ったのはサウンドトゥルーです。大野は大井では頼もしい騎手です。しかも人気もあんまりないです。

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スタートしてから向こう正面へ。ルメールがガンガン逃げていきます。サブノクロヒョウ、ミツバ、アウォーディーあたりが続きます。

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私の本命サウンドトゥルーは後ろの方なのでやきもきします。しかし3-4コーナーあたりで馬群が動きました。まくれーって感じですね。
そしたらまさかのサウンドトゥルーが1着です。買った馬券は複勝だったので1着なら問題ありません。

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そして7R、8Rの稼ぎをそのまま買ってました(笑)うわ俺今日有能!!いつも全然なのにたまに冴えてます(笑)

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大野はウイニングランやってくれたんで写真撮ったつもりなんですが、容量オーバーみたいで撮れてませんでした(泣)
今年のJBCはクラシックとスプリントで売得金レコードを更新したそうです。レディスクラシックは時間が中央のメインと被ったのが痛かったかもしれませんね。
入場者数は28,147人とまずまず。去年の東京大賞典が34,000人ですし現地観戦するとなるとちょうどいい混み具合かもしれません。

来年のJBCは京都競馬場で行われることが決定しています。私はJRAでJBCを開催すること自体は歓迎しています。ですができればGⅠのないローカルでやって欲しいと思っていました。JBCは大井中心に南関開催が多いです。
でも地方競馬と中央のローカルで開催するような流れがあると様々なコースでJBCが開催できる気がしますんで是非検討してほしいです。

実際はGⅠ開催に耐えうるインフラや設備があるかという切実な問題もあるかもしれませんがJBCは船橋や金沢、名古屋でもやりましたんで(笑)船橋は狭くて悪夢でした。。

埼玉新聞栄冠賞を浦和競馬場で観戦

半年ぶりの更新です。
埼玉新聞栄冠賞を観戦しました。

このレースは浦和記念のステップレースに位置付けられていて、1着馬には優先出走権が与えられます。この優先出走権を使う馬はあんまりいませんが。
どちらかというと11月の勝島王冠や年明けの報知オールスターCに進む馬が多そうです。

 

人気なのはタマモネイヴィー、カンムル、タイムズアロー、オウマタイムあたりでしょうか。

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カンムル

 

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タマモネイヴィー


タマモネイヴィーは大井記念2着、東京記念5着と重賞で好走しています。また前走は川崎のオープンで4馬身差の圧勝ですので買いたくなるのもうなずけます。
カンムルは唯一の3歳馬。古豪の多い南関では上がつかえて若駒が重賞に出走できないことも多いです。春はクラシック戦線を走りましたがイマイチな結果でした。夏以降は3歳限定重賞を2戦続けて連対しました。前走戸田記念でずっと先着されていたブラウンレガードに勝ちました。ひと夏でぐっと成長したのかもしれません。

タイムズアローは埼玉新聞栄冠賞に2回出走して1勝3着1回と得意な条件です。しかしタイムズアローももう9歳なんですねえ。

オウマタイムはクラシック好走後は冴えませんでしたが5月に2年ぶりに勝ちました。浦和は充実していた3歳時ニューイヤーCで3着があります。

 

 

この日はいろいろイベントやってました。JBCに向けてってのもあるんでしょうね。残り1か月ないですし。

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綺麗どころがあつまったなんかのトークショー。予想してたんだと思います。

 

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あとTCKのラッパ隊。今年はいろんな競馬場でラッパ吹いているんですね。トークまでさせられてるのは初めてみました。
ちょっと前まで黙々と行進してラッパふいてたんですが、笑顔で手を振るようになってついにトークです。ダンスを始めるのも遠い未来ではないのかもしれません。

 

 

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出店もたくさん出ていました。松山焼き鳥のお店では味噌だれつけた焼き鳥食べられます。これ美味しいです。焼き鳥というと塩かタレですけど味噌つけるの流行ってほしいです。埼玉の焼き鳥や入るとこれ出てくんですかね?川越の焼き鳥屋は都内と変わんなかったですが。

 

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それからいつもの店で買ったチキンカツとさつま揚げ。
でっかいチキンカツは血合いが残っていたので全て食べませんでした。たぶん骨髄液じゃないかなーと思ったのですが単純に見た目で食欲なくしました。

 

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 さつま揚げは一口食べた瞬間アレルギーである甲殻類の感触を感じたのでやめときました。美味しいと思いますがアレルギーはいかんともしがたい。

 

 

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肝心のレースなんですが最初はオウマタイムが引っ張ってそのうちカンムルが前に出てそのまま押し切った感じです。
私は1番人気のタマモネイヴィーからワイドという逃げ腰な馬券で当たりました。当たりゃいいんですよ。

南関クラシックの登竜門!京成盃を観戦

南関クラシックへの登竜門、京成盃を観戦しました。

そもそも「南関クラシック」、「南関三冠」と言う場合どういったレースが該当するのかと言うと、「羽田盃」、「東京ダービー」、「ジャパンダートダービー」になります。これ以外にも牝馬路線がありますがそれはまた別の機会に。

この中で「クラシカル」なレースと言えば歴史のある羽田盃東京ダービーであり、ジャパンダートダービーは歴史の浅いレースです。しかしグレードは高く、「格式の高い」と言う意味であればクラシックとして申し分のないレースでもあります。羽田盃東京ダービーは南関所属馬で争い、ジャパンダートダービーは交流GⅠでJRAの馬とも対戦するということを考えると同列で「三冠」と考えると非常に違和感を覚えます。かつては羽田盃東京ダービー以外に「東京王冠賞」があったんですがジャパンダートダービーが南関カレンダーに組み込まれる過程で廃止されてしまいました。そこで私は京浜盃がかつてのクラシカルな南関三冠の性質を帯びていると思うようになりました。つまり京成盃→羽田盃東京ダービーと言う三冠です。ジャパンダートダービーは異質過ぎるのでこの方がしっくりくるのです。しかし明確に羽田盃のトライアルと定義されていますし、南関グレードもSⅡです。しかし1着賞金は2000万とそこそこ。

 

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私にとっては三冠レースに組み込んで良いくらいのレースなんですが、世間的にはそんなこともないようで場内ガラガラでした。なにか黄昏というか、競馬場としての寿命を迎えてエンディングでもながれるんじゃなかろうかという閑散さです。こんな大井初めて見ました。基本的に人の集まる重賞開催日しか来ないんですけどね。しかしよくよく考えると昼間開催の3月とか大井競馬場に来たことないですね。寒いし仕事あるしそりゃ行けないですよ。

 

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京成盃も重要なレースとか言いつつ現地で見るのたぶん初めて。
ウマイルスクエアもなにもやってなくて寂しいですね。3号スタンドがいらないわけですね。これじゃ。でも東京大賞典のときのような簡易ベンチはありだと思います。熱心なファンは5時間~6時間は競馬場で活動しますからね。

 

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この日は半休をとって行ったためお昼を食べていません。久しぶりの大井、何を食べようか悩みましたが結局いつもどおり牛スジ煮込み。旨さは安定しています。正直2号スタンド時代よりスジ以外のモツが多いです。しかしそれでも美味しいです。この日の4号スタンドは隙間風がピュピュー吹いてたのと客が少ないのもあったのか牛スジ煮込みが温かったです。

 

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牛スジ煮込みだけじゃ足りないので東京ロティサリーチキンで何かないか物色してみました。フィッシュアンドチップスはボリューム多いので頼んだことのないオニ&タコを買いました。初めてです。タコの唐揚げとオニオンリングでボリュームたっぷりでした。
久しぶりの大井を堪能しつつ馬券の検討をします。カンムル、ローズジュレップ、ミサイルマン、ヒガシウィルウィンと目につくのは人気どころばかり。切るとこは切り、穴馬を探しと色々試行錯誤しましたが満足いくオッズの組み合わせがつくれません。散々なやんだあげくケンしました。

 

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ガラガラのスタンドから西日射すトラックを眺めます。変な位置からスタートするなあと思いましたが1700mというレアな距離のせいでしょう。

 

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レースはバンドオンザランが内枠を利して逃げ、2番手に人気のローズジュレップがつけます。ローズジュレップは前に行きたがっていたかもしれません。

 

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直線入ると3番手につけていた紅一点のピンクドグウッドが先頭に躍り出ますが、外からヒガシウィルウィンが切れる脚で差し切りました。

ヒガシウィルウィン鞍上の森泰斗騎手は昨年に続いてこのレース連覇です。ヒガシウィルウィンはサウスヴィグラス産駒で2着も同じ。ワンツーしました。これは本番も期待できるかもしれません。交流重賞2着1回4着1回は伊達ではないですね!

今年御神本が騎手として復帰します。ここ数年南関のトップを守り、2000勝も達成した森はリーディングを守れるかも注目です。

 

 

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 この日の売上1,050,237,500円

入場者数は3,015人

やっぱり人少なかったんですねぇ。

先週のダイオライト記念よか少ないのは昼間開催のせいですかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

船橋競馬場のダイオライト記念を観戦しました

船橋競馬交流重賞ダイオライト記念を観戦してきました。

 

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てっきり昼開催だと思って半休をとっていました。職場を出てメインの発走時刻みてなかったなーと確認したときに初めてナイターだと気づいたのです。
ダイオライト記念は昨年も昼開催でしたし、次週の大井が昼開催だったので勘違いしてしまったようです。

まさかの3レースから参戦で寒かったこともあり久しぶりに指定席に入りました。相っ変わらずこの競馬場は空いてます(笑)どうしょうもなく混んだのはJBCの時じゃないですかね。あとふなっしーが来た時のかしわ記念も混んでたなー。

船橋競馬場の指定席はスタンプカードがあってポイントがたまります。大井や川崎のような来場ポイントと違って指定席に入らないと貯まらないのです。私は基本的には外で写真を撮りたいので指定席に入ることはめったにありません。船橋競馬場の場合2000円しますしね。南関共通の年間入場券と来場ポイントはあるといいですねぇ。ちなみに大井のポイントは2000ポイント以上けっこう貯めたなーと思ってたのですが、私の前にポイント加算してた人は5000ポイントを超えていました。まだまだ上がいるんですよね。

 

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昼を抜いてたので田久保の煮込みをいただきました。
船橋競馬ではあまり好きな食べ物ないのですが今回のこれは美味しかったです。
モツ煮込みは川崎が一番ですけどね。次来た時にもう一度食べてみようと思います。

 

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夜になるとライトアップも初まりました。
今年ももうじきナイターシーズンになりますね。しかしまだ寒いです!外に人いないです。今日ここにいる人たちはよっぽど競馬好きなんでしょうね。


ダイオライト記念は2400mのレースで南関の交流重賞では最長です。現在最長のダートグレード競走名古屋グランプリの2500mなので、ダイオライト記念はかなりの長距離レースになります。昔は笠松オグリキャップ記念交流重賞で2500mでしたがグレードが外れてしまいました。

特殊な条件のレースなので適正が顕著に出るのか分かりませんが現在のところクリソライトが連覇中。今回も1番人気に支持されました。

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レースはマイネルトップランが逃げましたが1周めのホームストレッチではクリソライトも行きたそうでした。せまい船橋ですので2400mのレースではぐるぐる回ります。2周めのバックストレッチでは地方勢は置いてかれますが3角でクリソライトが動くとユーロビートもぐーんと上がっていきます。

 

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直線入るとクリソライトは力の違いを見せつけます。もう危なげない勝ちっぷりで3連覇達成です。むしろ2着3着争いの方が面白く地方勢が頑張りました。ユーロビートは長いところ得意ですね。2着に入りました。3着には人気薄のウマノジョーが入りました。大好きだったウイングアローの子なので嬉しかったです。1円も買ってないですけど。

この日の入場者数は3,354人
売上は1,493,239,700円となりました。